本当の自分を知るための「9つの役割」
エネルギッシュで1人1人の主体性を引き出す
メンバーの士気を上げ、場の一体感を生み出す
感情ベースで動くため、ロジックが弱い
盛り上げ役はこんな人
「やる気があれば、何でもできる!」チーム随一のモチベーター
「盛り上げ役」は、場の温度を上げる人です。会議が重たい空気に包まれているとき、誰かが発言をためらっているとき、プロジェクトが停滞しかけているとき――そんな瞬間に、「とりあえず、一人一つアイデアを時計まわりで!」「それ、めっちゃいいね」と、空気を変えてしまう勢いを持っています。理論よりも感情、正確さよりも熱量を大事にしたいと思っているのが「盛り上げ役」の基本スタンスです。
「盛り上げ役」の思考傾向は、実にシンプルです。「空気が重い→なんとかしたい」「テンションが低い→盛り上げたい」「やる気が停滞→気持ちに点火したい」というように、メンバーが冷めている状態に強い違和感を覚えるのです。「せっかくやるなら、楽しくやりたい」という思いが、「盛り上げ役」の信条です。
Strengths
盛り上げ役を
得意とする人の強み
「盛り上げ役」の最大の強みは、モチベーションを創出できることです。多くの場合、戦略はあっても、やる気がなければ動きません。そして、私たちは理屈よりも感情で動くほうが、はるかに大きな力を生むのです。
たとえば、どれほど勝ち目のない状況だったとしても「もしも、ここからウチらのチームが成果を出したら、社内がひっくり返りますよね(笑)。……チャレンジしてみませんか?」と声を上げることができるのも「盛り上げ役」の強みです。
「盛り上げ役」の言葉に心をつかまれるメンバーは意外と多いもの。たとえ根拠はなくても、チームが動き、結果的に改善策が実行され、業績は急伸する、といったケースも少なくないのです。まさに、チームのエネルギー源になる存在です。
Potential
伸びしろポイント
持ち前の熱意に「計画性」を加えれば、名リーダー
・思考のアクション: 「感情+論理」の言動を意識する
・行動のアクション:計画性を身につける
持ち前の熱量に「計画性」をプラスすると名リーダーになる
「盛り上げ役」がさらに活躍するためのコツは、今ある熱量の高さに計画性をプラスすることです。具体的な立ち回り方については、書籍『あなたの役割の見抜き方』で詳しく解説しています。ぜひ読んでみてください。
メンバーを盛り上げた後、「誰が何をするのか」「いつまでにやるのか」「どんなふうに途中経過を測るのか」といった細かい部分まで計画を提案するようにします。ここまで落とし込めたとき、「盛り上げ役」は確実に次のリーダー候補として名前が上がるようになります。
相性が良い役割
Compatible Roles
斬新な発想で案を出す
「アイデア役」
打開策を見つけてくれる
特定領域で専門性を発揮する
「知識役」
精神論ではなくノウハウを補強してくれる
情報を吟味し、現実的な判断を下す
「分析役」
対策の精度を上げてくれる
モチベーションは高いけれど肝心の提案がないときの「盛り上げ役」は、「アイデア役」の力を借りるべき。
「元気があればなんでもできる」的な精神論に寄りがちな「盛り上げ役」は、「知識役」と組むことでバランスのいい仕事ぶりになります。
やることが目的化したときに頼りになるのが「分析役」。「盛り上げ役」の検証の弱さをフォローしてもらえる、心強いパートナーです。
相性が悪い役割
Challenging Roles
自分の役割について詳しく知りたい方
書籍『あなたの役割の見抜き方』では、アイデア役が活躍するための勝ちパターンや、他の 役割との相性なども徹底解説しています。
本当の自分を知るための「9つの役割」
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提供:朝日新聞出版