本当の自分を知るための「9つの役割」
的確に分析し、チームに冷静さを与える
数字に基づいた高い説得力
スピード感に欠けることも
分析役はこんな人
物事を一歩引いて見ることが得意、冷静沈着なデータ主義者
「分析役」の人は、「急ぐこと」よりも「間違えないこと」を何より重視します。たとえば、上司が勢いで発した思いつきのような言葉で会議が進むような時でも、「分析役」の人だけは心のなかで一歩引き、事実や数字、前提条件やそれにともなうリスクの高低などを静かに計算しはじめるようなところがあります。
その場では、声高に発言することはなかったとしても、自分自身のなかで「本当に言い切れる?」「その前提、矛盾していない?」といった疑問が自然と次々と浮かび、検証したくてたまらなくなります。自分なりに納得した答えを持てない限り、前に進むことをためらうのも「分析役」の特徴です。
目先の利を得ることよりも、長い目で見たときに得られるものを大事にできるのも「分析役の賢さです。
Strengths
分析役を
得意とする人の強み
「分析役」の最大の強みは、常に客観的な提案ができるところです。
「この企画、絶対にいけますよ」といった感情論や、「これまで大丈夫だったのだから、今回も平気だろう」といった経験則だけで突き進みそうな場面で、「ひょっとすると、その判断は危険かもしれません。なぜなら〜」などと、根拠をもってブレーキをかけにいくことができます。
いつでも事実をベースにロジカルに考えることが得意なため、現実に起こるリスクを察知する能力が高いのも「分析役」を信頼できるポイントです。スタープレイヤーのような派手な成果はあげにくいものの、長期的に見て組織を安定させる存在です。
Potential
伸びしろポイント
やる前の「完璧な分析」よりも、やってから走りながらの分析を!
・思考のアクション: それが「正しいか」より動きながら正解を見つける
・行動のアクション: 想定されるリスクを分析して動けば強みを活かせる
「リスクマネジメント能力」を強化するとさらに伸びる
「分析役」がさらに活躍するためのコツは、リスクマネジメント能力を強化することです。せっかくリスクを察知する力があっても、想定されるリスクに対する予防策を立てる提案ができなければ元も子もありません。
書籍『あなたの役割の見抜き方』で分析役の立ち回り方について詳しく解説しているので、ぜひ読んでみてください。
「分析役」には、ほかのメンバーよりはるかに多い判断材料を持っている人が多いもの。
企画やプロジェクトの成功に向け、上司やクライアントから提示される「目的」「予算」「納期」「制約」といった前提条件を与えられたときこそ、「分析役」の腕の振るいどころ。
リスクマネジメントと併せ、建設的な提案ができれば自身の成長も評価も手に入れることができます。
相性が良い役割
Compatible Roles
斬新な発想で案を出す
「アイデア役」
分析では出ない発想を得る
停滞を防ぎ、推進力を生み出す
「旗振り役」
分析を行動に移してくれる
対立の調整や1人1人をケアする
「サポート役」
弱みである感情のケアを担保
奔放な発想を「現実解」にしていくのが「分析役」。「アイデア役」と組めば、革新と現実の両輪が揃う最強タッグに。
分析結果をもとに、チームを前に動かす「旗振り役」と協力すると、プロジェクトの成功確率は格段にアップするはず。
また、分析役は理屈優先のため、人の感情へのケアがおろそかになりがち。「サポート役」と組めばバランスが良くなります。
相性が悪い役割
Challenging Roles
自分の役割について詳しく知りたい方
書籍『あなたの役割の見抜き方』では、アイデア役が活躍するための勝ちパターンや、他の 役割との相性なども徹底解説しています。
本当の自分を知るための「9つの役割」
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提供:朝日新聞出版