建築・不動産業界に特化したキャリア診断で新たな価値を提供

私たちは、建築と不動産業界に特化したスカウト・ヘッドハンティング業を行っています。取引先企業様に最適な人材をご紹介し、移籍を支援することが私たちの主な業務です。

背景としては、私たちはジョイントベンチャーとして協業プロジェクトを進める中で、転職希望者に対して、自身の価値観や重視するポイントを明確にできる機会を提供したいと考え、キャリア診断の導入を検討していました。しかし、色々と調べた結果、どのサービスを選べば良いか分からず、最終的に知人のマーケターから、「自分たちで気軽に作れるし、ここが良さそうだよ」と紹介され、「Makko」にたどり着きました。
キャリア診断では、「やりがい重視」「年収重視」「社会貢献重視」など、個々の価値観に沿った診断が可能で、この診断を通じて、転職希望者が自分のキャリアに対する理解を深めるきっかけになればと考えました。

導入前は、コンサルタントが転職希望者と対面で面談を行いながら情報を収集していましたが、この方法では人に依存する部分が大きく、時間もかかるため、決して効率的とは言えませんでした。
そこで、まずキャリア診断を取り入れることで、転職希望者が気軽に取り組める仕組みを整え、心理的なハードルを下げることを目指しました。さらに、診断をゲーム感覚で受けられるようにすることで、よりスムーズに自己理解を深めてもらえるのではないかと考えました。

また、診断結果をもとにコンサルタントが深掘りを行うことで、より的確なサポートが可能になりました。この仕組みにより、転職希望者の理解が深まるだけでなく、コンサルタントにとっても効果的な支援がしやすくなったと感じています。

他社のツールは操作が難しく、直感的に扱うのが難しい印象がありました。「ここをこうすればこうなる」という分かりやすさがなく、導入のハードルが高かったんです。

また、多くのツールはパッケージとして制作を依頼するケースが多く、自分たちで自由に調整するのが難しいことも課題でした。その点、「Makko」は直感的に操作でき、「こうすればこうなる」という流れがすぐに理解できる仕様になっていたため、初心者でも扱いやすく、非常に魅力的でした。

公式アカウントがあることもあり、ユーザーが直接LINEで簡単にアクセスできるため、これが最もスムーズだと感じました。LINEを使えば、ユーザーが普段から使用しているツールをそのまま活用できるため、参加のハードルが低く、非常に手軽に利用できる点が大きなポイントでした。

実は、制作の過程で特に苦労したことはありませんでした。予想していたよりも簡単に進んで、スピード感にも驚きました。時間をかけて制作に取り組む予定でしたが、結果的には非常に効率的に進みました。

最初は、1～2ヶ月かかるだろうと思っていました。しかし、実際には1～2週間でプロトタイプが完成し、かなり早く進んだので驚きました。

正直なところ、一番心配だったのは実際に診断コンテンツを制作する段階でした。

弊社にとって診断コンテンツの制作は今回が初めての試みであり、他社のツールを多数経験してきたわけではありません。ただ、マーケティングツールやオンラインソフトウェアを扱う機会は多く、それらのツールでは専門的な知識が求められる場面もありました。また、大量のFAQやヘルプの中から必要な情報を探しながら進めるイメージがあり、制作には時間と労力がかかるのではないかと構えていました。

しかし、「Makko」を使ってみて驚きました。本当に直感的に操作でき、マニュアルが不要と感じるほどスムーズに進められたんです。もちろん、チャットワークでのサポートにも助けられましたが、それでも想像以上に直感的に動き、思い通りに仕上がっていくプロセスには感動しました。

まず、今回の診断では時間がかからず簡単に結果が得られる点を重視しました。ユーザーが短時間で終わらせられるよう、LINEで1分以内に結果が表示されるように設計しました。また、質問も予測できないように工夫し、ワクワク感を損なわないようにしています。クリエイティブ部分も、我々は建築住宅業界というサービスの特徴がありますので、一般的な汎用性の高いものよりも業界に特化したものにすることで、より「自分ごと」として感じてもらえるようにしました。こうした点にもこだわりを持って取り組んでいます。

いくつかありますが、今一番思い浮かぶのは「レポート機能」です。これが非常に素晴らしかったです。診断の制作自体もマニュアルなしでとても簡単にできたのですが、その後、データをどう収集するかという部分で少し不安がありました。診断の制作があまりにも直感的でシンプルに感じられたため、細かいデータがちゃんと取れるのか少し疑っていたんです。正直、少し不安に思っていたのですが、実際にレポート機能を使ってみると、期待を超えるほど充実していて驚きました。

実は、これまで弊社でも診断を作るというアイデアは何度か出たことがありました。しかし、なかなか実現には至らなかったんです。その理由の一つは、制作に対するハードルが高く感じられたからです。私たちにとっては、かなり大規模なプロジェクトになるため、手を出すのを躊躇していたというのも要因の一つです。ですが、今回初めてそのアイデアが実現できたことに、とても嬉しく思っています。

さらに、サポート体制が素晴らしかったです。スタッフの方のサポートが非常に迅速で、問題に直面した際にすぐにアドバイスをいただけて、作業がスムーズに進み、結果的に納期も驚くほど縮まりました。すぐに解決策を提示してもらえて、この点が他社と大きく異なっていたと思います。

現在、ユーザー様にとって最適な動線を構築するため、診断結果からコンサルタントとの面談へとつなげる流れを設けています。この取り組みの背景には、まず短時間でできる簡単なキャリア診断を通じて、ユーザー様が自分の適性を知ることができるという点があります。

ただし、オンラインでの会話においては、対面での空気感や雰囲気がないため、より気軽に相談できる環境をオンライン上で作り上げることが重要です。これに関しては、今後の改善点として、分析レポートをもとにさらに最適化を図り、より効果的な動線を設けることを課題としています。

新しいプロジェクトにおいて、御社のツールを活用し、診断を進めていく中で、PDCAサイクルを回しつつ、最終的な目的である面談の獲得を目指しています。そのため、面談につながるような分析や、どうすれば効果的に進められるかという点について、もう少しアドバイスがいただければと思っています。

今後新たに作りたい診断コンテンツについて、現時点で考えているアイデアは大きく二つです。/p>

一つ目は、より業界特化型の診断を作りたいという思いです。汎用的な内容よりも、私たちが活動している業界の専門性を活かした独自性のある診断にしたいと考えています。業界特有の市場価値やニーズにリンクした内容にすることで、より深みのある診断が提供できるのではないかと考えています。

二つ目は、企業と求職者をつなげる診断です。私たちは企業様と求職者様をつなげる立場にありますので、企業様にも興味を持っていただけるような、実用的で効果的な診断を作ることができれば、非常に面白い展開ができるのではないかと思います。

制作の視点から言うと、少し重複する部分もありますが、やはり制作開始後の不安は解消できると思っています。初めはツールを導入したことで良さそうに見えても、実際に使いこなすのが難しいと、プロジェクトの進行に大きな影響が出てしまう可能性があります。

しかし、今回はこれまでにない使いやすさとサポート体制のおかげで、スムーズに進められています。時間に余裕できた分、次の展開についてもすぐに考えることができました。ですので、導入の不安というのは全く心配いらないかなというふうに思っています。